head_img_slim

保険診療

接触皮膚炎

(かぶれ)

接触皮膚炎とは

  • 接触皮膚炎とは特定の物質(抗原)を一定量以上初めて触れた場合(一時刺激性)、 あるいは初めて触れた場合は無症状でも、 再び同様の物質(または似た物質)に触れた場合(アレルギー性)に起こる皮膚炎です。 原因となりやすい物質としては 化粧品、植物、染髪料、石鹸・洗剤、帽子、メガネ、薬品、ゴム、革、金属など様々あります。 水仕事の多い主婦の方の手に起こりやすい主婦手湿疹、赤ちゃんの陰部に起こりやすい おむつ皮膚炎、旅行者や職業従事者に多い植物皮膚炎、ピアス装着後の金皮膚炎、 湿布を貼っていた部分に日光が当たるなどで起こる光接触皮膚炎といった皮膚炎もあります。

症 状

  • 原因物質と接触した部分に赤みや腫れ、水ぶくれ、かさぶたが生じ、強いかゆみやほてりを伴います。 原因物質を避けることで改善することが多いですが、 避けることができずに接触を繰り返すことで皮膚が厚くなったり(苔癬化)、 直接触れていない他の部分にも皮膚炎が生じることがあります(自家感作性皮膚炎)。 そのため早めの段階で原因物質を避け、治療を開始することが大切です。

  • 主婦手湿疹
    主婦手湿疹

    アレルギー性接触皮膚炎
    アレルギー性接触皮膚炎

    湿布による光接触皮膚炎
    湿布による光接触皮膚炎

    ※写真は最新皮膚科学体系より抜粋

検 査

  • パッチテストパネルS®という検査キットを用いることで ジャパニーズスタンダードアレルゲン(日本人の接触皮膚炎の原因になりやすい物質) 25種類の内21種類に加えメルカプトベンゾチアゾールの計22種類の物質に対しての反応を調べることができます 2種類の陰性コントロール(反応がでないもの)を含めて計24種類を貼付します。 (24種類が1セットになっているため、個別での検査はできません。
  • パッチテストパネルS® パッチテストパネルS®
  • <検査の日程>
  • 当日:背中または上腕の皮膚炎が無い部分に検査キットを貼付します。
  • 結果が不正確になるため検査終了日までシャワー・入浴は行えません

  • 2日後:検査キットを剥がし30分程度安静後に1回目の判定を行います。

  • 3日後(翌日):2回目の判定を行います。1回目の判定結果と併せて検査結果をご説明し終了となります。
  • 検査料金:5810円(税別)(健康保険適応となりますので、3割負担の場合)+診察料、処方料

治療

  • <塗り薬>
  • ステロイド外用剤(アンテベート®、ロコイド®など)
  • 亜鉛華軟膏(水ぶくれ、ただれが強い時に併用することがあります)

  • <飲み薬>
  • 抗アレルギー薬(アレグラ®、タリオン®、ザイザル®など)
  • ステロイド内服剤(プレドニゾン®など)(重症時に短期間内服することがあります)

  • <その他>
  • 原因物質への接触を極力避けて頂きます。